ぼくのしょうしかたいさく


 タケシは走り回った。
 近所中。いや、町中をも走り回った。

「あらタケシくん、どうしたの?」
「あの、もしよかったら……」

 タケシの後には大行列が出来上がった。
 そして、夕方の町並みが一瞬騒がしくなった。

「パパーーー!!」

「どうしたんだタケシ!!」

「パパがね、子供が少ないっていってたから……」

「おい、お前それ……」

「うん」

「バカ、犬を増やしてどうするんだ」



 わぉーん……

 わぉわぉ…

 はっはっ

「もう遅いよパパ」

「やめさせなさい」

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